ラオスをはじめとしたメコンの国々の旅行はジャンピングツアー

ラオス最大の聖なる仏舎。16世紀半ばにルアンパバーンからヴィエンチャンに遷都したセーターティラート王によって再建されました。旧暦12月（10月末～12月初）の満月の日に国内外から大勢の僧侶が集まり、大規模なお祭りが開催されます。

ビエンチャン最古の寺院で、市内で唯一、建立された当時のままの姿を保っています。本堂と回廊の壁を合わせると6千体もの仏像が安置されていますが、その殆どは度重なる戦によって、目に嵌め込んでいた宝石類や頭部の金細工等が取り去られました。

パトゥーサイはラオス語で「勝利の門」を意味しています。内戦で戦死した兵士の霊を慰めるために1967年より建設が始まりました。塔内のらせん階段を最上階まで登りつめるとビエンチャン市内が一望できます。

早朝、町全体で行われている托鉢。オレンジの袈裟をまとった僧侶たちが列をなし、寺から托鉢に出かけます。朝もやの中、緑濃い町並みに映えるオレンジ色にはなんとも言えない輝きがあります。地元の方々と一緒に、僧侶への喜捨を体験してみましょう。

ラオス寺院の中でも最高の美しさを誇ると言われているお寺です。
屋根が軒に向かって低く流れるように作られている、典型的なルアンパバーン様式 の代表建築、本堂裏側のタイルによって描 かれた「生命の樹」のレリーフは素晴らしく、一見の価値があります。かつては、王族の神聖な儀式に使用され、シーサワンウォン王の誕生した場所でもあり、また逝去時に使用された霊柩車が境内に納められています。

ルアンパバーン市内から約30kmにある、メコン川の支流のひとつで滝壷は深いエメラルドグリーンの水をたたえています。下流では水浴びもできるので、水着を持って行かれたら？坂を降りていくと、オーストラリアに本拠地がある慈善団体が運営しているツキノワグマ保護センターがあります。胆汁を採取する目的で捉えられ痛手を受けたクマたちや、親とはぐれた小熊などが保護されています。

ルアンパバーンの船着場から優雅なメコンの流れに身を任すこと2時間、ウー川がメコン川に注ぎ込んでいるところにパークウー洞窟が姿を現します。上下2つの洞窟があり、下部には4,000体といわれる数の仏像が安置されており、長期に渡って神聖な場所として崇められてきました。16世紀にセーターティラート王により発見されたとも言われている洞窟には、現在も尚、人々が仏像を奉納するため、仏像の数は増え続けています。

サッカリンロードの裏に立つ朝市では、庶民の生活を垣間見ることができます。川魚、牛豚鳥、香辛料、豊富な野菜など、もぐらまで売られています。

ワットプーとは山のお寺という意味で、クメール人によって建立されたヒンドゥー寺院遺跡。300ｍほど続く参道を経て、北殿と南殿の間を西に進むと本殿に続く石段が始まる。文献によるとこの主祠堂の建造は7世紀とされ、アンコール時代にはリンガが安置されていたそうです。現在は仏教寺院として人々の信仰を集めています。2005年に周辺の遺跡を含めて世界遺産に登録されました。

４千の島という意味のシーパンドンにあるアジア最大の水量で迫力があるのが、コーンパペンの滝。ラオスとカンボジアの間にあるこの滝は、全幅が1万783mにも及び、世界三大瀑布をも超えるものです。また、コーン＆デッド島の南部には「リーピー滝」とも呼ばれているソムパミットの滝があり、島にはフランス統治時代に建設された鉄道跡も見られます。