Vietnam
インドシナ半島東側に南北縦長く S 字型で位置するベトナム。
南北間の距離は約 2,300 キロメートルにも及び、多くの自然と肥沃な大地メコンデルタにも恵まれ、そして知られざる観光資源がまだまだ眠る国である。
中国と国境を接するベトナムは、古来から、中国などの他国に支配されてきた歴史をもつ。
仏領インドシナ時代・南北分裂時代、アメリカの弾圧を経て 1976 年統一国会が開かれ、共産党が実権を執りベトナム社会主義共和国が誕生した。
その後、1986 年にドイモイ(刷新)政策が打ち出され、「市場経済の導入」「対外開放」の 2 本柱により、ベトナムの経済発展が展開され、今日では目覚しい経済発展を遂げている。
特にホーチミンの近代化には目を見張るものがある。
首都ハノイでも世界の一流ホテルが立ち並ぶようになった。また、ベトナムならではの多彩な食文化に人々は舌鼓をし、文化に根付いた雑貨類は今もなお、世界中から愛され続けている。
ハノイ・ホーチミンの人気が高かったベトナムだが、近年では、かつてグェン王朝が栄えたフエやチャンパ王国の栄えたダナン・そして海のシルクロードとして栄えた港湾都市ホイアンなどの中部都市にもインターナショナルブランドのホテルが進出をはじめ、古都の風情とビーチリゾートを味わえる素晴らしい観光地として注目を浴びている。
また、ビーチリゾートのみならず、フランス風ヴィラが点在する高原リゾート・ダラットも今後注目したい都市だ。
ベトナムにいながら東南アジアを感じさせないビーチリゾート・高原リゾートなど、ベトナムは今後も目覚しい発展を遂げていくのであろう。
この南北に続くベトナムは、何度も足を運び、ベトナム旅物語をつくりたくなる。そんな国ではないだろうか。
正式国名 | ベトナム社会主義共和国 SOCIALIST REPUBLIC OF VIET NAM |
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国旗 |
赤は革命で流された血を、黄色い星の 5 つの頂点は、労働者、農民、知識人、青年、兵士の団結を表しています。 |
国歌 | ティエン・クァン・カー Tien Quan Ca |
首都 | ハノイ |
人口 | 約9250万人(2014年) |
民族構成 | キン族(ベト族)約90% そのほか、50以上の少数民族が存在している |
政治体制 | 社会主義共和制 |
宗教 | 約80%が仏教徒。そのほか、キリスト教(9%)、イスラム教、カオダイ教、ホアハオ教、ヒンドゥー教など |
面積 | 32万9241㎢ 日本の約90% |
言語 | 公用語はベトナム語。都市部など観光客の多いエリアでは英語が使われている。 |
通貨 |
通貨単位はドン(Dong=VND) 1円≒200ドン |
両替 | 日本ではベトナムドンは準備できないため、USドルを現金で持参するのが便利。 一般的にUSドルも流通しているため、街中でのUSドルからベトナムドンへの両替が容易にできる。 ベトナムでは、銀行レートで1USドル=1万5600ドンだとすると、街中では1USドルは1万5000ドンと換算はやや大雑把、そのうえ半端なつり銭は切り捨てられるので注意しよう。 USドルからベトナムドンに両替する場合、高額紙幣(50USドル/100USドル)の方がよいレートになる。 日本円は、都市部の空港や銀行、両替所、ホテルのフロントなどでベトナムドンへ両替が可能だが、大都市以外では使えないことが多いので要注意。 |
カード | 大都市であれば、ビザ、マスターなどの主要なクレジットカードが使用が可能 |
時差 | 日本と2時間の時差(日本の方が早い) |
歴史 | 紀元前7世紀頃、ベトナム北部の紅河デルタ地域にドンソン ( 東山 ) と呼ばれる青銅器文明の繁栄後、ベトナム最古の国家である文郎国(ヴァンラン ) が誕生したと伝えられている。記録も遺構も見つかってはいないものの、東南アジア最古の文明国家と考えられている。 紀元前100年頃から紀元938年までのおよそ1000年に及び中国支配を受けた後、1802年ベトナム最後の王朝であるグエン朝が建国。この時、ベトナム ( 越南 ) と称するようになった。1858年フランスがベトナムを含むインドシナ半島に侵攻。 大半が仏領インドシナ連邦となったが、ホーチミンではベトナム共産党を結成し、独立運動を展開。第2次世界大戦時には日本軍が侵攻したものの、終戦時に独立を宣言。しかし、フランスはこれを認めず、インドシナ戦争が勃発した。 |
Information
2015 年 1 月新ベトナム入国法が施行されました。
15 日以内の滞在に限り日本国籍及び韓国国籍の方はビザ免除にて入国が可能です。
新法では30日以内に2回ベトナムに入国をする場合はビザ(査証)の取得が必要となります。
この事項に該当される方は日本のベトナム大使館にて事前に査証(シングルビザ)を取得する必要があります。
尚、30日以内に3度以上入国をされる場合はマルチビザ(数次査証)を取得する必要があります。
ベトナム入国時にパスポートの残存有効期間が入国時に6ヵ月以上必要となります。
併せてご注意ください。詳細につきましては、在日本ベトナム大使館にご確認ください。
<p class=”mb30″>最近、ホーチミンのタンソンニャット空港にて、税関職員から雑誌等の検閲を受けた際、掲載されている女性のグラビア写真集などの雑誌、その他書籍が「所持禁制品(わいせつ図書)に当たる」等として罰金の支払いを命じられる例が増えており、在ホーチミン日本国総領事館に旅行者等から報告が寄せられています。</p>
ベトナムでは、肌の露出度が高い女性等の写真や性的な表現のある漫画等が掲載された雑誌などは、ポルノ雑誌等と同等の所持禁制品(わいせつ図書)として扱われ、これらを所持する者には、<span class=”text-orange”>罰金(300万ベトナムドン(約150米ドル)以上4,000万ベトナムドン(約2,000米ドル)以下)</span>を課されることがあります。ベトナムでは、猥褻物に関する基準が日本よりずっと厳しいため、日本ではどこでも(空港でも)手に入るような週刊誌等も「わいせつ図書」として取り締まりの対象とされる可能性があります。取り締まりの方法も厳しく「外国人だから大丈夫だろう。」「見つかったら、謝って廃棄しよう。」といった考えは通用しません。ホーチミン等ベトナムへの渡航・滞在を予定されている方は、空港で無用のトラブルを回避するためにも、携行する書籍・雑誌類は慎重に選定するようにしてください。
尚、このような事例は、ベトナムに限ったことではありません。海外へお出かけの際には、日本と違う文化圏に入ることを念頭に、所持品等をお選びいただくようお願い申し上げます。
Tour
世界遺産に登録された魅惑の都市 ラオスのルアンパバーン、カンボジアのシェムリアップ、アンコールワットとプレアヴィヒア、ベトナムの景勝地、ハロン湾を巡るツアーのご紹介です。各都市では現地の日本語ガイドが同行いたしますので、安心です。
Other
カンボジア(シェムリアップ・プノンペン)には、多数の航空会社が乗り入れしています。
日本に乗り入れをしていない現地発着航空券を組み合わせれば、他のアジア諸国への旅もお楽しみいただけます。
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