ミャンマー

Myanmar

ベトナム

かつて【ビルマ】と呼ばれていた国ミャンマー。インドシナ半島西部に位置し、中国・ラオス・タイ・バングラデシュ・インドと多くの国々と国境を接している。数々の諸族による割拠時代を経て11世紀半ば頃、ビルマ族により最初の統一王朝バガン王朝が設立。タウングー王朝・コンバウン王朝などの時代を経た後、1886年英領インドに編入、1948年1月4日ビルマ連邦として独立を果たした。その後、2008年には投票率99%のうち90%を越える賛成多数により、新憲法が制定。2010年には総選挙が行われ、2011年新政府が発足した。
現在、ミャンマーは民主化に向け、歩み出したところである。
そんなミャンマーだからこそ、今見るべきもの、今感じるべきものの多い国だと感じる。日本で報じられるミャンマーを【観光する】には、少し抵抗を感じるかもしれない。しかしながら、それは大きな誤解だ。現在でも敬虔な仏教徒が多く暮らすミャンマーの治安は意外にも良好なのである。一歩ミャンマーに足を踏み入れれば、その意味をお分かりいただけることであろう。

2006年に首都がネイピードーに移されるまで、ミャンマーの首都として栄えたヤンゴン。今も尚、ミャンマー最大の都市であり、世界とミャンマーをつなぐ玄関口である。街中には光り輝くパゴダが立ち並び、中でもシュエダゴン・パゴダは、およそ2500年も前に創建されたと言われるミャンマー最大の聖地である。
ヤンゴンからは古都バゴーや、落ちそうで落ちない岩【ゴールデンロック】と呼ばれるチャイティーヨー・パヤーのあるチャイティーヨーなど、少し郊外まで足を伸ばし、歴史的・宗教的な建造物を見物することも可能だ。ミャンマーにはヤンゴンの他にも数多くの見るべき都市がある。初の統一王朝バガン王朝が栄えた都市【バガン】の壮大さには、誰しもが圧倒されることだろう。古より続く時の流れを感じ、そして古の時代にタイムスリップしてしまったかのような感覚。そんなバガンの都は、世界中の旅行者を魅了し続けている。ミャンマー第2の都市マンダレーには1辺が3キロメートルもある巨大な旧王宮や、マンダレーヒルなどの観光資源が多く存在する。
このような都市もさることながら、東西に延びるインレー湖も必見だ。ここでは、水と共に生きるミャンマーの人々の暮らしぶりが伺える。
人々の暮らしの足は、バスでもなく車でもなく、筏だ。もちろん旅行者も例外ではない。ここでの観光は、すべてボートでの移動となる。
晴れ晴れと澄み切った青空を見上げながら、一面に広がる湖上をボートで移動する。なんて贅沢で優雅な旅であろうか。

黄金に輝くパゴタの数々。知られざる黄金の国ミャンマー。【ミャンマー】とは、どのような国だとお思いですか?数々の報道から創られたミャンマー像は、人それぞれ様々なモノであろう。光り輝く素晴らしい国という像、軍事政権時代の名残がまだまだ残る縛られた国といった像。皆さんの中に、どのようなミャンマー像があるかは、分からない。しかしながら、一歩この国に踏み入れば、多くの笑顔と生き生きと光り輝く目をしたミャンマーの人々に囲まれ、真のミャンマーと出会うこととなるのだ。想像もしていなかったミャンマーが、きっと、そこにはある。

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正式国名 ミャンマー連邦共和国
Republic of the Union of Myanmar
国旗 flag_myanmar

2010年10月21日に現在の国旗に変更された。
黄色は国民の団結を。緑は平和と豊かな自然を。赤は勇気と決断力を象徴している。

国歌 ミャンマー連邦国歌
首都 ネイピードー
人口 6,242万人(2011年、IMF推定値)
民族構成 ビルマ族(約70%)、その他多くの少数民族
政治体制 大統領制・共和制
宗教 仏教(90%)、キリスト教、回教等
面積 68万平方キロメートル(日本の約1.8倍)
言語 公用語はミャンマー語。英語もかなり通用する。
通貨

通貨単位はミャンマー・チャット(Kyat)
補助通貨としてピャー(Pya)がある
100ピャーが1チャット=100ピチャー
(現在ピャーはほとんど使われていない)

1ドル=5.4チャット(公定レート)(2011年12月平均)

両替 ミャンマーのチャットをミャンマー国外で手に入れることは難しい。
ミャンマー国内での日本円からの両替は難しいため、米ドルを持参し換金をすると良い。
時差 日本と2時間半の時差(日本の方が早い)

ビザ情報

Visa

【ビザ免除でミャンマー旅行が身近なものに!】

 

2018年10月1日より、日本と韓国を対象に1年間の試行期間ですが、観光ビザが免除されることになりました。

対象者:日本及び韓国の一般旅券所持者
試行期間:2018年10月1日~2019年9月30日入国まで
無査証の要件
・旅券の残存期間:入国時6ヶ月以上
・旅券の未使用査証欄:見開き2ページ以上
・往復航空券(1ヶ月以内)
・滞在可能日数:30日以内
・入国地点:ヤンゴン国際空港、マンダレー国際空港、ネーピードー国際空港、ヤンゴン港、タイ国境(Tachileik、Mayawaddy、Kawthaung、Hteekee)
・ミャンマー政府が定める旅行制限区域(外国人立ち入り禁止区域)への訪問は不可
・ミャンマー政府が定める法律、規則、命令、指令を現確認遵守すること

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